「私誠くんのこと好きなんだけど・・・
岡本さん幼なじみでしょ?
意見聞かせてくれないかなぁ」



いつものように
学校でド変態誠のことが好きな女子の相談に乗っている心優しい私。



いつものように
学校で両腕には女子を構え毎日女ったらしアピールをしているクソド変態誠。




「ほら、ご覧・・・
あいつを好きになっても傷つくのはあなただよ」




こうして毎日私はド変態誠のことが好きである女子を減らそうと頑張っている。

最終的に泣くはめになるから...。




1人でも多くの女の子を救いたいっ!
これが私のモットーだ。



「そっか。ありがとぉ~」



今日も1人女の子を救えた!

私は神だ!



「はっはっはー」



「お前、何一人で笑ってんだよ」



「世界を救う正義のヒーローも悪くないな」




「何言ってんだ、お前」



「いや~。
誰かを救った後の気分は最高だな」

「俺はお前のその悲惨な胸を救ってやりたい」


「な、なんだってぇ?!
おい待て。このクソド変態ヤロー!」