いやいやそんなわけないでしょっ


『そんなわけないぢゃんっ!!』


「ん??ムキになるところがまた怪しいですぞ瑠璃子さん」


なによ〜由紀のやつ


「ってか今度会わせてよそのパーカーお兄さんに」


『由紀にも弁当作ってこいって言うかもよ〜??』



「え〜全然いいよっ!!」



『だめっ!!!!』



気づいたら大声出して叫んでた


え??なんで今私...


「え??」


由紀もびっくりしてる


私はしどろもどろになりながら答えた



『あっほら由紀には佐藤くんがいるぢゃんっ!!だからえっと...』



「やっだ〜冗談にきまってるぢゃん!!」



『あっそうだよね...』



うんうん、そうにきまってるぢゃん...



なのに...どうしたの??私...


『ぢゃあ私帰るねっ!!』


「あっうん☆ばいばい瑠璃子☆」



私がいなくなった後由紀は独り言のようにつぶやいた


「あきらかに恋してんぢゃん!!」