『病状は...??』



ああ...と言って春人は答えた


「手術するんだ...」


『そっか...』


「でも大丈夫だから!!成功する確率90%だし...」


私はそれを聞いて顔をあげた


『本当に??』


私が聞くと春人は笑いながら言った


「本当だよ。だから心配すんな??」


『そっか...そっか...』


『よか...った』



安心感から涙がでてきた私を春人が抱きしめた


「泣くなあ??大丈夫なんだから」


『う...う...』


「瑠璃子??」


『春人に会えないって思ったらすごく恐かった...』



「うん...」



『よかった...本当に...』



「うん...」


『私本当に...春人...』

言おうとした唇を春人が奪う


「わかってる。瑠璃子の事全部。」



『春...人』



春人が首にキスしようとした時に声が漏れそうになった


春人はクスッと笑うとおでことおでこをくっつけた



「まだ我慢する。」



『え...』


私が顔を真っ赤にして目をぱちくりしてると春人がクスッと笑って言った


「今は我慢するけど...退院したら...ね??」



そう言って首を傾げる春人に胸がきゅう〜〜〜ってして私の方から抱きしめた



「あははっ!!瑠璃子〜くるしい〜〜」



『すきっ!!大好き!!』



「知ってる...」


そう言う春人と目が合って二人でふふって笑った