「えー付き合ってないのー?あの2人。そーなんだ。てかそんな展開あるんだね…。まぁなんにせよ良かったじゃない。カラオケであんなに盛り上がったのにねww」

「それに関してはごめん…wでも私これからもがんばるぞー」

「うんがんばれ!」

沙羅とそんな事を話していたら珍しく河井くんが話しかけてきてくれた。

「ちょっと…いいですか?」

「うん?どうしたの?」

こそっと沙羅が頑張れって言ってくれた。


-裏庭-

「あのもしかして佐伯さん僕のこと嫌いになりました?」

「へ?」

何この質問!?こんなんさせられたら期待しちゃうじゃん…

「昨日一日中僕のこと避けてたし…」

あーあれかーてっきり妹と付き合ってると勘違いしてたときだ。

「嫌いなんかじゃないよっ!むしろ…す…す…すきだし……。」

きゃー私言っちゃった!!どーしよ…

「僕も好きですよ?」

あー多分恋愛の意味じゃないなこれうん。

「私の好きっていうのは多分河井くんの好きっていう意味じゃないと思う…。」

「どーいう意味ですか?」

「…!その…れ恋愛の意味!!」