「ちょっと!健太!遅刻しちゃうじゃない!あんたのこと待ってなきゃよかった!」
「悪い寝坊した☆」
「ばかなんじゃないの??中学の入学式で遅刻とかマジありえないから!てか後10ぷんだよ?!考えてよ!自転車乗っちゃいけないんだよ!完全遅刻決定だよ」
「大丈夫だって間に合う間に合う!」
「どっからその自信出てくんの?ってなにやってんの?」
「桜をおんぶして学校まで全力疾走する(^з^)-☆」
「えっ無理無理×100」
「のんねーと遅れるぞ」
………
「うん…。」
「よっしゃー!出発‼︎」

「フゥ遅刻しなかったぜ…あぶねぇ」
「よぉチビ健」
「チビじゃねぇよ俺はこれでも153cmもあるんだよ!!」
「うわっチビだぁ…。」
「うっせぇ、つか俺何組⁇」
「俺らと同んなじ3組だぜ!それと桜さんとも一緒…♥︎」
「そおか」

「…おいどこ行くんだよ!」
「学校探検★じゃあなぁ」

「おいおいこの学校でっかっ!」
この学校は、今年新しくできたばっかりだから、でかいし、きれいだぁ…
ん?ここ屋上だ風がきもちぃー
あっ…この声聞き覚えが…
「君に届けこの声を〜♫…きゃっいつからいたんですか?!なんでここにいるんですか!…えっなんですか?」
「お前すげェな!名前なんていうんだ?

「あっ、私は高藤華歌です。あんな音痴な歌聞かせてしまって…ほんとうにすみませんでした。」
「いやいやすんげぇ綺麗で俺歌でこんな感動したの初めてだよ!」
「えっそんな褒められたのはじめてでとっても嬉しいです!あっあなたのお名前は…?」
「あぁごめん言うの忘れてた!俺は、岩谷健太よろしく!」
「あっよろしくお願いしますっ!」
「じゃあ俺行くな!またな!」
「はいっ」
なんだったのでしょう…?とても優しい人でした。…健太さん…。

キュン♥︎

なんでしょう?この気持ち…?