「じゃ、バイバーイ」

「ちゃんと体休め時やー」

「分かってるよー。バイバーイ」




「ねっ!言ったでしょ?」

「う、うん。」




「ただいまー」

「あ!おかえり」

「うわぁ、お姉ちゃんー。まだ、ちっさーい。うわぁ、お母さん、若ーい。
陸、ちっさーい」

「…うるさい!」

「はぁ?夏春いきなり何?」

「あ!佳代姉ちゃん…」

木之原佳代 きのはら かよ

19歳で、調理学校に通っていて、まぁまぁ、綺麗…中高、バスケ部で、サバサバした性格。私にそっくりと良く言われる


「いや、別に、」




タッタッタ


「もー。うるさい!」

「ゴメンゴメン。朝見てなかったから、」

「今、お姉ちゃん何才?」

「私が20歳だから、24歳。」

「ってかさー。私、結婚してるの?」

「それは言えない。」

「何で?」

「言ったら、私、もうこの世界に入れないから…」

「え?」

「なんちゃって。その方がふういんき出るじゃん。」

「妄想かよ。」


「てか、陸ちっさいなー、」


木之原陸 きのはら りく
バスケ少年で、私が中3の時、陸は中1
って事で、バスケ部の後輩だった。
女子部からの人気も高く、バスケも選抜に選ばれるほど上手く、しっかり者…
現在中3…バスケ部、キャプテンだ。


「ちっさいって言っても、陸もう、13歳…中3だよ?」

「20歳からみたらちっさいの!」

「そうですか。」