「じゃ、今日はここまで。明日も気合い入れて行くぞ!!遅刻しないように!」
「押忍!!!!」
「解散!」
「あっした。」
「ふひー。今日も疲れたー。」
「もうそろそろ夏ですね。」
「早いなー。」
「あ!愛菜。」
「はい!」
「こっち来て。マッサージするわ。」
「え?大丈夫ですよ。」
「夏春の背負い投げで一回、体制崩したやろ?」
「え?何で…」
「マネージャーだもん。当たり前じゃん。」
「じゃ。お願いします!」
「そらきた!」
「ありがとうございました!」
「さようなら。」
「バイバーイ」
「夏春ー。何時?」
「今、6時だよ。ってやば!早く帰ろう!」
「マジ!じゃ、行こ!」
「夏春…話さなあかんことあんねん。」
「何?」
「美羽な、尚人と付き合うことになってん」
「…おめでとー!!」
「え?」
「何で、遠慮するの?」
「だって、夏春、元カレの事が…」
「あれは、過去の事!」
「そっか。」
「うん。」
「とりあえず。おめでとー」

