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「なぁ〜に、赤くなってるの?」

「げ?私?」

「何か、その呼び方嫌だなー。」

「じゃ、夏春さんで。」

「うん。それならいいー。」


「にしても、懐かしいなー。空」

「\\\」

「赤くなってー。そっか、高2の時もまだ好きだったもんねー」


駄目だ…この人には全部分かるんだ。

だって、私だから…


そう、私はこいつとは中学も同じだった。


私は中学時代、バリバリ バスケ部で、エースナンバーを背よっていた。



彼氏もいたし。空とも普通に仲良かった。


空は柔道部で私はバスケ部。

で、私には彼氏もいたし。

友達としては、仲がいい方だった。




「もー。勝手に、思い出に浸らないでよー」

「ゴメンゴメン。だって懐かしいもーん。」

「はぁ。」



「あ!夏春ー!」

「げっ!美羽?どーしたの?」

「ちょっと聞いて!」

「何?」

「1年の子が、彼女出来たから、部活辞めるって。」

「え?!」

言い遅れたが美羽は暇だからと言って、柔道部のマネージャーだ。


「はぁ。まぁ、いいんじゃない?」

「これで、男子、3年0人…2年2人…1年4人…で、
女子が、3年0人…2年1人…1年2人…かー。」

「少ないねー。」



「あ!夏春先輩!美羽先輩!こんにちは。」


「百合愛菜ー。」

柔道部、1年の

浅田百合 あさだ ゆり

柔道初心者で、小柄で負ける事が大っ嫌いな負けず嫌い。


楠愛菜 くすのき まな

柔道初心者で、百合よりは少し背が高いしっかり者。


この2人は、双子のように仲が良く。強くなりたい➕私に憧れて入部。

本当に可愛い後輩。



「夏春先輩ー!」

「なにー?百合?」

「もう一回、受け身、基礎から教えてください。」

「あ!愛菜も!」

「受け身?分かった。しごいてあげる。」

「「お願いします!」」




「いやー。後輩に好かれてるね〜。」

「あ!夏春先輩!美羽先輩!こんにちは。」

「あ!陸くん。龍気くん。忍くん。学くん。も。勢揃いだね」



柔道部、の1年4人組。皆、初心者だけど、なかなか上手くて、皆。いい子。
顔も皆かっこ良くて、モテるだろうなー。

「あのー、美羽先輩。」

「ん?何?」

「今日も応援、お願いします!」

「うん。じゃね。」

「「「「失礼します!!!!」」」」

「美羽も、人気だね〜。」

「でしょ?」

「はっはっ。」