by尚人
「チッ!あのバカ、勝手に行きやがって。」
美羽「尚人、私らも、」
「美羽、この辺で知り合いいるか?」
美羽「え?」
「この辺の事や奴らのこと知ってる奴いねーか?」
美羽「うーん。」
?「あれ?美羽〜?」
美羽「響くん!」
響「久しぶりだなー。」
美羽に話しかけてきたのは、チャラチャラした、金髪頭の野郎だった。
俺らと同じくらいのモテそうな奴だ。
「美羽、こいつは?」
美羽「あ!ごめんごめん。私の従兄弟の葉留響。この辺に住んでる。あと、私たちと同い年だよ。」
響「響だ。よろしくな!」
美羽「で、こっちが私がよく電話で話してる彼氏の尚人!」
「よろしく。」
響「で、なんでそんなに慌ててたんだ?」
美羽「そーだ!こんなのんびりしてる場合じゃなかったーーー!」
「なぁ、響、」
響「ん?」
「この辺で、ガラの悪い奴ら友達にいねか?」
響「ガラの悪いって、「そーいえば、響くん、何かの組長って言ってたよね?」
「組長!!!」
響「あぁ。おれは、竜王の組長。
この辺じゃ、1番強い組だ!」
「あのな、俺のダチがヤンキーぽい奴らに、連れて行かれたかもしんねーだ。」
響「…」
尚人「何か、心当たりあんか?」
響「あ「響ーー!」
響「お前ら、」
?「勝手にどっか行くな!」
響「めんごめんご。
あ!こいつら俺の組の幹部。
修と、政宗と、類。そして、俺らの姫の來未。あとも仲間。」
來未「美羽???」
美羽「來未じゃん!久しぶり!!」
「知り合いか?」
美羽「うん。昔よく遊んだ、響くんの幼馴染。」
來未「えー。美羽の彼氏?ちょー。かっこいいじゃん!」
美羽「でしょ?」
響「おい、お前ら、よく聞け。
こいつ、尚人とこいつ、美羽のダチが多分、虎王に連れて行かれたかもしれねー。今から、そいつらを探す。」
類「Aはついて来い!BとCは倉庫に帰って、待機。わかったか?」
下っ端「うぃす!」
響「さんキュ。」
類「おう。」
俺らはそのあと、空が行った後を追いかけた。
ショッピングモールを出て、駐車場で空を見つけた。
空に竜王達の事を話し、一緒に探しに行くことにした。

