「夏春？」
「え？なっなに？」
「どーしたの？ずっとうわの空だよ？」
「え？あっ。うん大丈夫だよ。」
「そう？」
「うん！」
「あ！夏春。さっき隆弘からLINE来たんだけど…」
「え？隆弘？」
「うん、LINE教えるね」
「…ぅん…」
「あ！私、木のちゃんに呼ばれてるから…行くね。」
「あ！バイバイ。」
ピロピロ
「あ…」
〜よ！夏春！〜
〜隆弘？〜
〜あぁ。よろしくなーー〜
〜うん！〜
「なーに、ニヤけてんの？」
「夏……外行きましょう」
「もーう。行きなり話しかけないでください！」
「ゴメン。ゴメン。さっきのLINE、隆弘でしょー？」
「まっまぁ，」
「やっぱりー。そういえば、まだ隆弘のこと怖いの？」
「…うーん…怖いか怖くないかって言われたら怖くはありません…だけどなんか違和感が…」
「まぁ、今、好きな人か、元カレのどっちを選ぶかキチンと考えて答えだしたらー。」
「はい…」
