どれぐらい抱き合っていたのだろうか。 私も落ち着いて、そっと体を離した。 「なんか、食べに行こう」 山宮くんはそう言いながらお腹をさすっている。 「そうだね。お腹すいたっ」 そう言って笑い合う。 手を繋いで歩き出した私達。 その時、ふと思い出した。