「ははっ。また誘うから」
ニコッと笑って言う高原くん。
私が反応に困っていると、
「あれ、高原?」
と後ろから声が聞こえてきた。
後ろを見てみると山宮くんが。
わ……かっこいい……。
私服オシャレだなぁ。めちゃめちゃ似合ってるし。
「おー、山宮~」
「なんでいんの?」
「いや、たまたま通りかかったら河原がいてさ。で、ちょっとしゃべってただけ」
「そーか」
とか2人で話していて、おいてけぼりの私。
「じゃ、俺ら行くから」
そう言って山宮くんは私の手を引き歩き出した。
わ……て、手!!
びっくりしたけど、
「た、高原くんばいばいっ」
とかろうじて言い、山宮くんに引きずられて歩いた。

