私は、山宮くんの弟さんの病院に来ていた。
私に会いたいって………なんで?
「ここだよ」
そう言って扉を開ける山宮くん。
入ると、すぐにこちらを向いた男の子。
中学生ぐらいかな?
「初めまして…。俺、山宮陵真っていいます」
「初めまして。私は河原鈴花です」
笑顔で自己紹介する。
「あの…このしおりをくれたのって………鈴花さんですよね?」
そう言った陵真くんは私があげたしおりを持っていた。
「え…?あ、うん。そうだよ?」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…