俺と君との境界線

バスに乗ってきて歩くこと5分。
やっと和輝んちについてインターホンを押すと和輝が楽しそうな声で自分の部屋に来るように指示をだした

家の中に入ると家の独特の匂いが鼻をつく
階段を上がって奥の和輝の部屋に行くと学習机とは別に置いてある中くらいの机に教科書とシャーペンを置いてるだけで
フローリングの床に寝そべってる沢田と頬杖をつきながらシャーペンをくるくる回して難しそうな顔で教科書と睨みあってる和輝がいた

「おっ来た来た。まぁ適当に座れよ!」

和輝と目が合うと適当に指示をだしてきたから適当に空いてる場所に座った

沢田も俺がいることに気づくと、よぉ。と言いながら体を起こした

俺も教科書を開くけどアルファベットがたくさんで解読不能。
今すぐ紐かなんかでぐるぐる巻きにしてやりたかった

さっそく和輝に聞いてみた

「なっ!お前いきなりかよ!少しは自分で考えろって」

呆れながらも、俺がちゃんと勉強するのは珍しいって言ってちゃんと教えてくれた

自分で考えてもわかんねぇから聞いてんじゃん

心の中で悪態をつく俺(笑)

英語が得意の和輝に聞いても分からないときは沢田にバトンタッチ!

沢田ってそんなに頭良かったか?

そんな疑問が頭の中に浮かんでいるなか、沢田はスラスラと問題の意味を理解して
俺に教えてくれた

「沢田すげぇ頭いいじゃん!!」

「当たり前だろ?健と張り合うくらいだぜ?」

和輝の言葉でしばらく部屋の中に沈黙が流れた