俺と君との境界線

4人とも飯を食い終わると
三戸瀬さんと寺島は最近のドラマについて話してる

「あっ健ー」

和輝がいきなり手を振りだす
健って言葉にすぐ反応した俺は和輝が手を振る方を見た
三戸瀬さん達も振り返る
目線の先には思ったとおり笹原がこっちに向かって歩いてくる
周りからはちらほら女子の黄色い声が聞こえてきた
笹原が三戸瀬さん達の前で足を止める
黄色い声はまだ鳴り止まない

「相変わらずすごい人気ね。」

三戸瀬さんが冷たく言い放つ

今のは嫉妬?それともおなじみのトゲのある言葉?

「別に。そんな気にすることでもないよ
それより、もうすぐ集まりの時間なんだけど?」

「えっ?もうそんな時間!?
まさか・・笹原、私達を呼びにきたの?」

「まぁ、そんなとこだね」

「あたしもうっかりしてた。ありがとう笹原」

三戸瀬さんと笹原の冷静さと比べたら
寺島の慌てっぷりが目立つ

「二人共早くきなよー」

と言うと寺島は一人先に走り出した

「すごい慌てっぷり・・。俺らもそろそろ行こうか」

笹原が先に歩いて、その後ろを三戸瀬さんが歩く。

俺は二人の後ろ姿をジッと眺めた
さっきから胸の辺りが圧迫されたような感じで苦しい