俺と君との境界線

「とりあえず何か選ぼうぜ?
並んでる間に2人分の席くらい空いてそうだしな」

俺は和輝の言うことに素直に従った
もともと悪いのは俺の方だと思うし・・
いや、絶対俺なんだけどっ
和輝がこれ以上機嫌を損ねたらいろいろめんどくさい

並ぶこと5分。俺達の番がきた
俺はとんかつ定食、和輝はしょうがやき定食を頼んだ
しばらくして頼んだものを貰って
空いてる席を探したけどたかが5分の間に席が空くことはない

「ヤベっ早くしないと飯が冷める!!」

俺達は辺りを見回して空いてる席を探す

「おっ!おい和輝。あったぞ」

人に囲まれてわかりづらいけど真ん中ら辺に
ちょうど2人分の席が空いてるのを見つけた
俺はすぐ走って席を確保した
その後を和輝が歩きながらくる

「お前もうちょっと早く来いよ~」

「・・お前、自分の定食よく見てみろよ」

「あっ・・」

和輝の顔が少し嫌なふうに歪んだのもなんとなく分かった気がする。

俺の定食は軽く悲惨だった
とんかつは皿からはみだしてて
皿に盛り合わせてあるサラダも走ったときの揺れでとんかつに混じってる
ご飯はなんとか無事だった
ここに汁物がなくてほんとによかったと思う