俺と君との境界線

「え~次は○○団地前~○○団地前でございます」

聴きなれているアナウンスで目が覚める
椅子で寝てたから首が痛くて何回も首回しをした
今ここがどこら辺なのか確かめるために外を見てみると
見たことあるような景色が遠ざかっていく

「次は~○○団地前です」

少しクセのある運転手の言葉に俺はハッとした

えっ!?次が○○団地前ってことは・・・

自分の顔がだんだん曇って行くのがわかった
だだでさえ信号で時間ロスしてるのにもかかわらず乗り過ごしてしまった
急いで降りる準備をして、出口まで行きバス停に着くのを待った
携帯で時間を見ると後5分しかない。

バス停に着くと、運転手に定期を見せ猛ダッシュで学校まで走った
信号が赤になってても車が来ないかを確認してそのまま走り続けた

スーパーの角を曲がると学校が見えてきた
遠くからじゃはっきり見えないけど人も立ってる
多分三戸瀬さんだと思うけど・・

学校まであと数十メートル
このまま行けばなんとかいつもどおりにギリギリで間に合うかもしれない

キーンコーンカーンコーン。

チャイムがなったと同時に走るスピードを上げた
頼む、間に合えー・・