それから数分がたち 発車の時間がやってきた。 (そろそろかな…?) すると ―…タッタッタッ 少し早歩きをしながら 少年が、同じ車両に 乗ってきた。 そして私の真正面の 席に腰をおろした。 …私はその少年に 恋しちゃったんだ…。