好きって気づけよ。





転校生の栗原くんも知ってるほどなんだ~、と考える私に、栗原くんが1歩近づいてきた。




「もっと俺のモノにしたくなるね」




いたずらっこみたいな表情を見せて、そう言う栗原くん。


そんな栗原くんに、私は「ええっ!?」とすっとんきょうな声を上げた。



だ、だって……

この制服は女の子が着るものであって!


栗原くんは男の子だから、スカートなんてはいちゃったら……!




「く、栗原くんはだめだよ!」




想像しそうになってしまった私は、あわてて首をふった。


栗原くんは、ちょっとだけおどろいたように目をまるくする。