舞香ちゃんが肩をすくめて、「ほんと鈍感ね」とあきれて言う。 「女が男を呼び出してすることなんて決まってるじゃない」 「へ……?」 「……わかんないか」 疑問符を頭の上に浮かべる私。 それを見て、舞香ちゃんは「心愛らしいわね」と私の頭をなでる。 「心愛! わかんないなら今日の放課後、坂野くんに聞いてみればいいよ」 「凪くんに?」 「そ。坂野くん、どんな反応するかな」 提案したレミちゃんがにやにやと笑った。 私の頭の上の疑問符はさらに増えていくばかりだ。