即答で返されてしまった。
よほど、ペットショップで俺が放った言葉が気に食わなかったらしい。
なんだかおかしくて、俺は「ちがいますよ」と少し笑った。
「林んとこの猫が、子猫産んだらしくて。いま、もらい手探してるみたいですよ」
「子猫?」
「白いペルシャ猫なんです。写メ見ますか?」
サト先輩がうなずいたので、スマホを取り出した。
指で操作して写メを表示すると、サト先輩に見えるようにスマホの向きを変える。
「すげーかわいくないですか?」
俺の動物好きを知っている林が送ってくれた写メ。
ふわふわした真っ白な長毛が特徴的な、おだやかな表情で眠る数匹の子猫がおさまっている。

