好きって気づけよ。


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【約束どおり、指定のカフェに心愛つれてきたわよ】




舞香から届いた1通のメール。


正直、舞香がのってくれるとは思わなかったけど、悪くないと思ったんだろう。



カフェに向かいながらサト先輩に説明すると、サト先輩は微妙そうに腕を組んだ。




「ようするに……私を使って、心愛ちゃんに嫉妬させるわけね」


「ケーキおごりますから」


「まあ、私のたのみも聞いてくれたんだし、いいわよ。利用されるのはいい気分しないけど」




一応、サト先輩も了承はしてくれたみたいだ。


必要以上にはひっつかないでくださいねと注意したら、少しすねられたけど。



静かな雰囲気のカフェのドアをあけると、カランとベルが来店を知らせた。