好きって気づけよ。





最っ悪! あいつ死ね!!

タイミング悪すぎだろマジで!



心愛は聞こえてきた栗原の声にはっとして、あわてて俺から離れた。



マジで殴る……!!




「なにやってんのよ栗原。はやく開けなさいよ」


「いや……なんか中から殺気が」


「はあ? ばかじゃないの。貸しなさいよ、私があけるわ」


「あっ、ちょ、舞香ちゃん!」




かちゃかちゃ、と扉から開錠される音が聞こえた。


数秒後、耳が痛くなる音とともに、扉がゆっくりと開かれる。



ひきつった笑みを浮かべる栗原の顔を見た瞬間、

ぶちっと俺の中でなにかが切れた。




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