もう、終わりなんだ。 もう話なんてできない。 もういっしょに登下校なんてできない。 もういっしょに勉強することも、つくったお菓子を食べてもらうこともできない。 王子さまみたいな優しい笑顔も、ヒーローみたいに助けてくれることも…… もう――…… 「うわあああんっ……!」 悲しくて、つらくて、苦しくて。 いままででいちばん、心が痛かった。 私はその場にすわりこんだまま、 レミちゃんと舞香ちゃんが来てくれるまで、ずっと泣き続けていた。 : : * ・