え、ええっと…… 呼び止めたはいいものの、なにをいえば。 さみしくないのかなって、思ったんだ。 広い家にひとりでなんて。 凪くんにそう言ったらきっと「そんなわけねーじゃん」って返してくると思うけど、 私だったら絶対にさみしいんだもん。 「あのね……私の課題、手伝ってほしいなぁ、なんて」 「は? 俺が? なんで」 「う。あ、あのね、出された課題が、すーっごく難しくって……」 「辞典つかえばわかる課題なんじゃねぇの?」 「そ、そうなんだけど……」