「おはよー」
「「おはよー‼」」
「オッハー‼青棃(あおり)」
「ちょっと…。オッハーって古いんですけど、藍於(あお)」
「ひっっど!ちょっと、みんなぁー、青棃がいじめるぅぅー!」
私の一日の朝はいつもこんな感じ。
イジめるっていうか、毎朝いじられてるんのは私の方だと思うんですけど。
「ねぇ、青棃。転校生がこのクラスに来るって知ってた?」
「へぇー。物好きもいるね。この高校ちょー田舎なのに…」
私が通っている山ヶ崎(やまがさき)高校。
その名の通り、辺りは山と田んぼしかない。
所々に、商店と本屋があるくらい。スーパーに行くには車で片道30分かかる。
クラスも3クラスといった、全校生徒が300人程度。
だから、こんな田舎に転校生なんて、すっごく珍しいわけで…
「しかも…4人も来るんだよ?ウワサによると、全員男子で、結構イケメンらしい‼」
「ふぅーん」
「うっっわ!反応うすっ‼イケメンと聞いて、何この反応。もうちょっと…きゃぁぁ‼♡とかやったぁ‼♡とかないわけッ!?」
「はは…ないね。そんなもん」
「うー…わぁー。何このコ。何なのよ、このコ。最近の高校生じゃないみたいだわ!!」
藍於…絶対わざとだろ。
何そのテンション…、マジやめてよね。
私が朝苦手なの知ってるくせに…。
まだしゃべってるし…。
お前は、ひな鳥かっ‼
ぴーぴーうるさい!
「「おはよー‼」」
「オッハー‼青棃(あおり)」
「ちょっと…。オッハーって古いんですけど、藍於(あお)」
「ひっっど!ちょっと、みんなぁー、青棃がいじめるぅぅー!」
私の一日の朝はいつもこんな感じ。
イジめるっていうか、毎朝いじられてるんのは私の方だと思うんですけど。
「ねぇ、青棃。転校生がこのクラスに来るって知ってた?」
「へぇー。物好きもいるね。この高校ちょー田舎なのに…」
私が通っている山ヶ崎(やまがさき)高校。
その名の通り、辺りは山と田んぼしかない。
所々に、商店と本屋があるくらい。スーパーに行くには車で片道30分かかる。
クラスも3クラスといった、全校生徒が300人程度。
だから、こんな田舎に転校生なんて、すっごく珍しいわけで…
「しかも…4人も来るんだよ?ウワサによると、全員男子で、結構イケメンらしい‼」
「ふぅーん」
「うっっわ!反応うすっ‼イケメンと聞いて、何この反応。もうちょっと…きゃぁぁ‼♡とかやったぁ‼♡とかないわけッ!?」
「はは…ないね。そんなもん」
「うー…わぁー。何このコ。何なのよ、このコ。最近の高校生じゃないみたいだわ!!」
藍於…絶対わざとだろ。
何そのテンション…、マジやめてよね。
私が朝苦手なの知ってるくせに…。
まだしゃべってるし…。
お前は、ひな鳥かっ‼
ぴーぴーうるさい!

