「神谷っ!次ぎはあめりんご食べたいっ!」 やっぱり、夏祭りはテンションが上がる!! 「お前、少しは落ち着け……。 あと、りんご飴だからバカ」 神谷は何故か疲れている。 神谷もおじいさんになったのか。 「あっ、かき氷……」 神谷の後ろを歩いていた私はどこに行ったのか、 今じゃ神谷を引っ張っている。 りんご飴の屋台に行く前に かき氷の屋台を見つけ、足を止めると 「………食べんの?」 と神谷が聞いてきた。 「うん!」