【完】告白相手、間違えました。






確かに、私はピンクの封筒に入れた。



だけど!




神谷のことが好きな子と、たまたま被った可能性もある。






「し、知らない……」




神谷から顔を背ける。



大丈夫、違う。



………多分。




ていうか、今神崎くんが来たらどうしよう。




誤解されるかもなー。





なんて、呑気に考えていると、



「“好きです。放課後2-Bの教室に来てください。そこで、返事聞かせて下さい。”」



へぇー、神谷ってホントにモテるだぁ…………って…………





ええええええええええ!?