「……ここ…」 神谷に連れてこれた場所… そこは、 神谷の家じゃなくて、 私の家でもない。 「………公園?」 どこにでもあるような、公園。 神谷は何も言わずに、近くにあった椅子に座る。 私も神谷の隣にちょこんと座る。 まだ掴まれている腕。 それを見ると、ドキドキする。 私………病気かっ!?!?