「二人でどこ行ってたの?」


ちょいニヤニヤするのやめてくれ。



「・・・保健室」




私がそう言った瞬間、

固まる夏帆。






目の前で手を振ってみるけど・・・反応なし。





何十秒がした後、ようやく夏帆の意識が戻ってきた。





「・・・驚きすぎでしょ」




そう言い、はぁとため息をつく私に夏帆は、


「環奈達ってえっろいね」




と、笑って言った。