「むむむむー!!」



「まーまー、仕方ない」



自分の席に座っている私の肩をポンッと叩く夏帆。




2月14日。


今日はバレンタインデー




あれから、私は走って自分の部屋に戻った。


西野さんはいなかったから、夏帆にすぐ報告した。


すると夏帆は、自分のことのように喜んでくれて……


涙が出たよ。もう歳かな。