「でも・・・そんなの俺の自己満だよな。 だからさ、もう終わりにしよう」 え・・・・ 温もりに包まれていた体が 神谷が私から離れたせいで 寒くなる。 何も言えないで、固まっている私に 「・・・じゃあな」 と悲しげに笑い、 くるっと私に背を向け歩き出す。 私たちって・・・もう終わりなの?