「・・・神谷っ!!」



角を曲がると、とぼとぼと歩いている神谷を見つけた。



私が呼ぶと振り返る神谷。



「間宮・・・?」



神谷は驚いて足を止めた。



「バ神谷・・・」



神谷の前で止まり、息を整えなながら言う。




「神崎はいいのか?」