頭上から降ってきた声に、 神谷!?と思い 期待をして顔を上げると 「・・・え・・」 「具合でも悪い? とりあえず立とう」 心配そうな表情で言い、 手を差し伸べる彼は 「・・・神崎くん・・」 どうして・・・? テンションが下がる私。 神崎くんはそれに気づいたのか 「あー・・・神谷じゃなくてごめんね?」 と申し訳なさそうに言った。