「神谷ー!席かわれ!」 …………やっぱり。 嫌な予感がしたんだよ!!! 後ろに座っている神谷を見ると、 無言で立ち、夏帆と席を交代した。 窓側に座っている私は、 窓の外に視線をうつす。 ドキドキしている私。 「…………おい」 …………