「クリスマスイブまでに彼氏ができなかったら……」 「……かったら?」 神谷の後に続けて、聞いてみる。 「俺とクリスマス……過ごす」 「…………」 ぽかーんとする私。 ほんのり頬が赤くなってる神谷。 ニヤニヤしてる夏帆。 「わっ、分かったか!」 神谷の声ではっとする。 私が神谷とクリスマスを過ごす……? うん、想像できない。