「いきなりごめんな。けど……本気だから」





神崎くんの言葉に、うんとしか言えなかった。







何とかお化け屋敷を出て、騒がしい廊下を無言で歩く。







神崎くんが好き。






………友達として……?






………神谷が、好き





一瞬、ドキっとした。





………これは、恋……?






モヤモヤした気持ちのまま、文化祭は終わった。