「いやっ……」 下を見ると、髪の長い女が居た。 ちょ、ホントに怖いんだけど!! 涙目で神崎くんに助けを求める。 「か、神崎く……」 言い終わる前に、 ふわり、と優しく抱きしめられていた。 え、何が起きてるんですか? 髪の長い女よ、教えてくれ。 「…………き」 ん?