味方の敵の味方


焦って手が震える中ナースコールを押し、桃華の方を見る

さっき誰って言ったよな……

まさかな、まさかそんなことないよな…

俺はよく小説にあるようなことを考えてしまった。


「あなた誰?」

もう一回確かめるように桃華は言った。

「誰って……!お、俺だよ拓也だ!
わからないのか…!?」