それから、運ばれてきたラーメンをしっかり堪能して。
お店を出る頃には、外はもうすっかり暗くなっていた。
「いや~、おいしかったぁ、また来ようねっ」
「一人で来てください」
「え~?」
またケラケラ笑ってる瀬名晴人。
その顔がなんだかあまりにお気楽で
あたしまで思わず頬が緩んだ。
おいしいラーメンで、いつもより気持ちが緩んでるのかも。
「ていうか瀬名晴人って外見と中身にギャップありすぎだよね」
「え?そう?」
「そうだよ」
外見は儚げな美少年って感じなのに、実際はただのチャラ男。
「ま、いっかぁ♪ギャップがある男っていうのも♪」
機嫌よさそうに瀬名晴人が、少し後ろを歩くあたしを振り返って。
「そういえばまどかチャンは~…」
…その時、ちょうどファーストフード店から出てきた二人に、思わず足をとめた。
不思議そうにあたしの視線を追った瀬名晴人が、あ!と声をあげる。
「花凛チャンじゃ~ん☆」



