田中のくせに!!







「あーっ見て!紅いもシュークリームだって!おいしそー!!」




プラプラお店を回りながら歩いていると、前方に何やらおいしそうな看板を発見!




「…おまえ、さっき夕飯食べたばっかだろ。

まだ食う気か!?」




隣では、呆れ顔の田中。





「いいじゃん!
甘いものは別腹って言うでしょー!買ってこよ!」




あたしはルンルン気分でお店に向かった。







「うん!おいしい!」




紅いもシュークリームは、その名の通り、中に紅いもクリームが入っている。



甘くておいしいー!!




「マジうまいな」



隣の田中も、自分の手元にあるそれを見ながら深く頷く。





「…結局自分も買ってんじゃん!」



「うるっせーな。うまそうだったんだよ!」





そう言いながら、シュークリームにかぶりつく田中。





「…これ、自分で作れねーかな…」




「えぇ!?」




田中、ついにスイーツ作りにまで挑戦!?