「周防ー……これ、先生から……」
昼休み。
いつものように、小夏と友梨とお昼ご飯を食べていると、岩槻くんがやってきた。
「あー…ノート。ありがと、岩槻くん」
「どーいたしましてー…」
そして力なく微笑み、自分の席へ引き返していく。
「……なんか岩槻くんが暗いのは、気のせい?」
いつも爽やかキラキラオーラ全開の岩槻くん。
なんか今日は、周りを取り囲むオーラが果てしなく…暗いんですけど。
「気のせいじゃないね!」
何かを知ってる口ぶりの友梨。
「なんかねー、岩槻くん彼女にフられたんだって!
友達がその現場見たって、今日ウワサしてたー!」
「え!?ウソ!?」
思わず卵焼きを食べる手を止める。
フられたって…岩槻くん、あんなに彼女のこと、大切にしてたのに…



