パニック障害の症状が少し酷くなった私は、昨日、学校側に出した申請が届いて、明日から夏休みが終わるまで休学することになった。

今日は初めての休学の日だ。私だけ学校を休んで、皆は学校に行っているのだ。

そして初めての休学の日に、私は息抜きに近所のカラオケ店に行ったのだ。←馬鹿。

『パニック障害はしっかりとした休養をとる』――そういったことは、昨日まで通っていた学校のレポートで、それを書くために集めておいた資料の中にしっかりと書き記されていたので、そこはちゃんと理解している。

だけどうつ症状が軽いうちに憂鬱な感情を叫んで解消したいのだ、私は。(アパートで独り暮らしをしていたので、大きな声を出すことができないのだ)

そうしてカラオケ店で歌ってきて、2時間後に帰宅。

アパートに着いて、少しの憂鬱感と肉体的にも疲れた私は、夢の世界に入ろうと手近な場所に上着と鞄を掛けてそのまま布団の上に倒れ込んだ。