大好きなんです、先輩。

「そんなことありませんから//」

冗談だって分かっていてもやっぱり嬉しい。

「はいはい。行くぞ。」

私の頭をポンッと叩くと歩き出した。

「待ってくださいよー。」

急いで先輩を追った。

「ところでどこ行くんですか?」

「新しくできたショッピングモール。」

「私そこ行ってみたかったんです!」

「おー、それは良かった。」