ガラガラ ―。

「あら、どうしたの??」

私の大好きなまみちゃん先生。

仲良しなんだ。

「頭痛いの」

「そっか… 私が担任の先生に連絡したあげるからベッドで寝ていいよ。」

理由を聞かないでくれる優しいまみちゃんに
また涙が出そうだった。

「ありがとう、まみちゃん」

私は精一杯の笑顔で言った。