時は3X00年。
地球の周りには、500もの人間が居住可能な惑星ができた。
1つの星に約10万人の人間が動植物と共存している。

わざわざ地球を離れ、多くの人間が惑星で暮らすようになった理由は、2X00年の“地球外生命体侵略戦争”にある。
地球外生命体を発見してから約200年後に起こった戦争だ。
“やつら”は凶暴で、多種多様であった。
この戦争によって、多くの人間は死に、傷ついた。
そして、地球という、人間の、果てしなく未知の宇宙の中での唯一の居場所を奪われてしまったのである。
あらかじめ全世界参加のもと、用意しておいた、高度な技術で造られた惑星に人間は移動することを余儀なくされた。
そして、今に至る。

人間はこの惑星の中、地球を乗っ取った“やつら”に怯えながら、生活している。

そして、地球と人間の歴史を変える、新たな希望を、人間は待ち望んでいたのだった。