海斗SIDE

ヤベェ

名前呼ばれただけでこんなに嬉しくなるとか…

本当に惚れてんだな…俺…

ってか

『何で名前知ってるんだ？』

まぁ、結構 有名 だから 知っててもおかしくはないと思うけど…

ｶｷｶｷ

ルナがノートを見せてきた

"玄関の上が私の部屋で、メイドがお父さんに 「大竹 海斗様がいらっしゃいました」って 言ってたので…"

だからか…

『あれ？新美 財閥 の ところって娘が１人じゃなかったか？でも その娘は 新美 ルイ<にいみ るい>じゃなかったか？』

「ｺﾞﾎﾝ ｺﾞﾎｺﾞﾎ ふぅ。喋れるようになったので、これはお返しします…」

そう言ってルナはノートとペンを返してきた

『あぁ。……綺麗なこえだな…』

そう言ったら ルナは顔を少し赤くして俯いてしまった

「…三年間喋ってないので…」

モジモジさせて言うルナがとても愛おしく思えた…

だから俺はルナが座っているベッドの上にの乗り、ルナの間隣に座って膝と腰あたりを支え持ち上げ俺の膝の上に横向きで座らせた…

「ｷｬｯ…」

俺は抱き締めて顔をルナの肩に埋めたから見えなかったけどルナの顔、また赤くなってるんだと思う

でも…

『なぁ、三年間喋らなかったって、どーいうことだ？』

「…三年間本当に喋ってなかったんですよ…」

三年間も喋らないって、何があったんだ？

それに、何に怯えてるんだ？

抱き締めてるからルナが小刻みに震えているのがわかる…

『俺がルナを守るから、助けるからさ…何があったか教えてくれるか？』

ルナが分かりやすくﾋﾞｸｯとかたを揺らす

ルナの目から涙が溢れ出てくる…

ルナはうつむき 声を押し殺して泣いている…

俺はそんなルナも愛おしく思えて

俺はルナの顔を少し無理やり上に向けて、

ルナのふっくらとした唇に俺の唇を優しく押し当てた

ルナは一瞬 こわばったが 目を閉じ、受け入れてくれた…

「ﾝｯ…」

俺がルナに５回