『また武志と同じクラスかぁ…。』
『そうだよ!嬉しいだろ?よろしくな!』
『…武志は4組のがいいんじゃん。』
だって、4組は翼と千裕のクラスだから。
『えっ!?まぁ……。でも、翼が他のヤツと話してるとことか、あんま見たくないし。お前と一緒のが気がラクだわ!』
苦笑いしながら、前の席にどかんと座った。
『あっそ。私はなんでもいいんだけど。てか、いつも思うんだけど、何で私が教室に入ると、みんな静かになるの?』
私の言葉を聞いた武志は、呆気にとられたような顔して、見つめてきた。
『お前…本気で言ってる?』
『うん…。』
はぁ〜と大きな溜め息をついて、頭をかかえている。
『お前さぁ…この1年何も感じなかったのか!?』
『うーん…よくわかんないんだけど。』
『真琴…お前はな!成績は学年トップ、スポーツ万能、容姿端麗、スタイル抜群!周りのヤツらがほっとくわけねぇだろ!』
武志の言ってる意味があんまりよくわかんない。
基本的に、周りの人達が私のことをどう見てようと、どうでもいいし、全く気にしないタイプだし。
自分が他人とどうかなんて比べたって、なんの意味もないしね。
