闇の中の私を助けたあなた

空牙 side


胡桃が倒れた後俺たちはひとまず空龍の倉庫に戻ってきた



「とりあえず胡桃をベッドに寝かせてくるから2人は適当に座ってろよ」


「サンキュ」

「ありがとう」

2人にそう、ほどこすと村上達哉と谷中沙織がお礼を言ってきた

「おう」

2人のお礼に軽く返事をして、俺は胡桃を抱きかかえたまま総長か入れない総長部屋に向かう


そして胡桃をベッドに寝かせた

寝かせた後胡桃の頭を撫でながら


「早く元気になって笑ってくれよな」

そう言って胡桃のおでこにキスをした


そして、部屋を出た

部屋を出ると


「胡桃は?」

「今は落ち着いて寝てる」

「そっか、ならいいの。てか、あなた本気で胡桃のこと好きなのね?」

「当たり前だ。(´ー`)フッ俺が好きになるのは胡桃が最初で最後だ。」


「へぇー。そこまで本気だなんてね。驚いたわ。」

「(´ー`)フッ てか、胡桃どこか悪いのか?」


「胡桃はね心臓病を抱えてるの。生まれつきなのよ」

心臓病………

テレビとかでよくみるが実際に言われると驚くもんだな

まぁ、そんなんで嫌いになれるわけねぇけどな

ふっ


「なに?病気って分かったら胡桃のことなんでどうでもいいの?」

おれがいろいろ考えてたから変な意味にとらえたらしい

「んなわけねぇだろ?そんなんで興味なくなるくらいなら好きになんてなってねぇよ」


「ふっ。そぅ。あなたなら安心ね。胡桃が昔にいろいろあったことはわかるでしょ?」


「あぁ」