「分かった。けど…、もし胡桃が泣くようなことがあったらたとえ暴走族相手でも許さないから。私の大事な幼なじみで親友の胡桃を傷つけるならたとえ相手が誰だろうと手加減しない」

沙織は昔ほんとに小さい頃イジメられていたところを胡桃に助けてもらったことがあってそのことを今でもすごく感謝している

そして自分も胡桃を助けてあげられる存在になりたいと言っていた

だから胡桃が傷つけられるのを絶対に許さない


でも俺だって一緒だ

昔胡桃に助けてもらった恩がある


俺だって胡桃が傷つけられるのは許せねぇよ


「そうだな。もし胡桃が傷つけられたら俺らでぶん殴ってやろうぜ」


そう言って沙織の頭を撫でてやる

「うん…」